2005/11/22

セミナータイトル

合原研のセミナーの内部広報メイルが転送されて来たのでここにはりつけておこう。

日時:11月28日(月)13:00ー15:00
場所:東大生研An棟3F大会議室
講師:中央大学理工学部物理学科 田口善弘先生
タイトル:非計量多次元尺度構成法とその応用
アブスト:非計量多次元尺度構成法は、40年ほど前に心理学などの人文科学の統計解析手法として発展したが、大規模(数千個)のデータを扱うには効率的な問題があった。最近、我々は同手法の効率的なアルゴリズムを開発し、いろいろな問題に応用して来た。
講演では非計量多次元尺度法の有効性と、我々のアルゴリズムによる効率化、そして例としてマイクロアレイデータへの応用について解説する。

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2005/11/21

大学生の学力低下 教員の6割問題視

大学生の学力低下 教員の6割問題視という記事がしばらく前に掲載された。「理」が一番低下を実感している(8割くらいかな)。むべなるかな。

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2005/11/16

合原研でセミナー

末谷さんが呼んでくれたので11/28に合原研でセミナーをすることになった。タイトルは「非計量多次元尺度構成法とその応用」などという「地味な」タイトルで行こうかと思う。粉体をやってて有名だったころはともかく、もう何年もセミナーに呼ばれたことなんてないからちょっと緊張する。「宣伝」だと思っていろいろ準備し始めると説得力ある「実例」とか作らないといけないのだが、やってみるとなかなか思い通りに行かない。

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2005/11/07

microarray

Budding yeastのCell Cycle のmicroarrayの実験は有名なSpellmanの物が最後らしいことを知って驚く。あれは1998年だし、時間も短い。もっとましなデータを誰かが取り直さないといけないのじゃないか。金がかかるのに論文にならなそうだから、誰もやらないのか。こんなことでいいのかな?

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2005/11/04

セミナー依頼

ある方からセミナーの機会を作ってくれるという連絡。ありがたいことだ。ってメイルが来ただけでこんなとこに書いていいのかな?ちゃんと決まったらここに書きます。

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2005/11/03

研究室公開

今年は世界物理年、ということで、物理学科の多くの研究室が学祭で研究室公開に踏み切った。

佐藤研究室: 結晶をならべて展示し、超伝導の浮遊実験をデモ。

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理論系:理論系6研究室(石井、稲見、香取、杉本、田口、中野)のポスター。

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松下研:ポスター

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坪井研:ポスター

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2,30人の出足はあったよう。特に物理学科3年生が多かったらしい。田口研と松下研しか公開していなかった年は田口研はゼロのことも多かったが、さすが、これだけ公開すると集客力が違う。公開は11/6まで。佐藤研は本日のみ明日まで。明日は宗行研。

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2005/11/02

Open Access Journal

ここで紹介した研究がまとまったようだ。詳しい解説はここにあるようだが要するにOpen Access Journalがこれからは主流になるよ、ということなんだろう。でも、そうなると、お金の無い人は投稿もできなくなるかも。

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2005/10/29

模擬授業

今日は多摩キャンパスに赴き、大学を訪問していた翔陽高校向けに模擬授業を行う。内容は夏のオープンキャンパスの「量子の世界」そのままである。この高校は

本校は本年4月に開校しました。国公立大学や難関私立大学に現役で進学できる学校 をコンセプトに学校作りを行っています。

だそうで、それゆえに高校1年生から既に大学訪問などを積極的に行っているのだろう。前の方に座っていたまじめそうな女の子はB5の紙にびっしりノートを取っていた。大体、250人のうち90人ほどが僕の模擬授業を選択した(経済学部の模擬授業と平行開講)のだそうで、この理科離れのご時世に奇特なことだ。引率の先生は「指定校など頂ければ(理工学部にも)生徒をお送りします」と言って帰られた。受験までして行くほどのことはない、ということなのだろうな。なお、この先生は「僕は国語なんで難しいかと思ったけど、身近な話題に即して話していて、楽しめました」と言っていかれた。まあ、リップサービスかもね。

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2005/10/24

集中講義

2006年度の大学院の集中講義を伊庭さんにお願いする。例年、競争がある(つまり、依頼したい人が多い)ので身構えていたら、なぜか誰も提案せず、あっさり受理されて拍子抜けする。このブログでも、いずれ、公開することになると思いますが、興味ある方はご参加ください。来年の7月くらいの予定です。

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2005/10/21

特許

どうせ通らない科研費の書類をようやく出したと思ったら、研究支援室というところから「特許」の可能性についてご相談したい、というメイルが来て驚く。例年、科研費はいい加減に書いていたのだが年々チェックが厳しくなって、まじめに書かないと書き直しを指示されるようになってしまったので、今年は見た目だけでも、と思って、いかにもすごそうに「○○は我々の独壇場である」とかいろいろ書きまくった。nMDSのアルゴリズムに関する限り、これはうそでもないので別に構わないのだが、だからといって科研費が通るわけでもなかろう。ところが、この書類を読んだ支援室の方が、ありがたくも特許の可能性をさぐりにこられた。中大もCLIPとかいう組織を作って特許をとろうと頑張っているようだ。お金をもうけたい、というより、特許を出すことが大学の社会的な貢献と位置づけられているようだ。そう思われているとは知らなかった。

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