IBIS2005
午前中はIBIS2005に参加(午後は卒研説明会参加のため大学に戻ったので欠席)。やっていることは面白いのだけど、言葉の言い換えだけの様な気がしないでもない。「カーネル」って結局、nMDSでいうところの「類似度」だし、確率モデルはボルツマン因子を使っている。計算機が速くなったのでいろいろできるようになりました、という感じ。統計力学はまさに「軒を貸して母屋をとられた」感がある。これって、昔、Spin Glass Theory and Beyondでやられていたようなことの延長線上にあるんだよな、きっと。
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コメント
tagさんお久しぶりです、nadjaです。
IBISに参加されていたんですね、気づきませんでした。
確かにいろいろと借用(正しくは援用)している箇所もあるみたいです。僕も初めてIBISに参加してみたのですが、SMAPIP関連だとおもって、発表内容もわかるのかなぁ、と思いきや、畑変われば、、、の問題意識で、ほとんど理解できませんでした。
わりとちかいNTTの村山さんや東北大の方々の物はわかったのですが、、、
投稿: nadja | 2005/11/19 09:34
お久しぶりです。「参加した」と言っても後ろの方でこっそり座っていただけなので。こちらこそ気がつかず、失礼しました。http://www.smapip.eei.metro-u.ac.jp/index.html">SMAPIPとは随分、意識が違うでしょうね。あくまで「応用統計学」ということだと思います。このままだと物理学は基礎自然科学(すべての自然科学は物理学に帰着するという意味での)の地位から滑り落ちるのではないでしょうか。かなり、危機的ですね。
投稿: tag | 2005/11/19 15:04