特許
どうせ通らない科研費の書類をようやく出したと思ったら、研究支援室というところから「特許」の可能性についてご相談したい、というメイルが来て驚く。例年、科研費はいい加減に書いていたのだが年々チェックが厳しくなって、まじめに書かないと書き直しを指示されるようになってしまったので、今年は見た目だけでも、と思って、いかにもすごそうに「○○は我々の独壇場である」とかいろいろ書きまくった。nMDSのアルゴリズムに関する限り、これはうそでもないので別に構わないのだが、だからといって科研費が通るわけでもなかろう。ところが、この書類を読んだ支援室の方が、ありがたくも特許の可能性をさぐりにこられた。中大もCLIPとかいう組織を作って特許をとろうと頑張っているようだ。お金をもうけたい、というより、特許を出すことが大学の社会的な貢献と位置づけられているようだ。そう思われているとは知らなかった。
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