« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »

2005/10/31

SIG-BIO(その後)

SIG-BIOはまだ講演者を募集しているようだ。さすが、僕なんかに話をさせてくれるだけあって、極端に不人気らしい。ありがたいと思うべき何だろうけど、複雑な気もする。聴衆はいるのだろうか?聴衆がいないと文句を言える立場でもないが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

cx_pal

cx_palvol.37に自分が紹介されていることに気づく。どう見てもインタビューされたかの様な、記事の書き方だが何も覚えていない。それにしてもこのころは、まだ、僕は「粉体屋さん」だと思われていたのだな。随分昔のことの様な気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/29

模擬授業

今日は多摩キャンパスに赴き、大学を訪問していた翔陽高校向けに模擬授業を行う。内容は夏のオープンキャンパスの「量子の世界」そのままである。この高校は

本校は本年4月に開校しました。国公立大学や難関私立大学に現役で進学できる学校 をコンセプトに学校作りを行っています。

だそうで、それゆえに高校1年生から既に大学訪問などを積極的に行っているのだろう。前の方に座っていたまじめそうな女の子はB5の紙にびっしりノートを取っていた。大体、250人のうち90人ほどが僕の模擬授業を選択した(経済学部の模擬授業と平行開講)のだそうで、この理科離れのご時世に奇特なことだ。引率の先生は「指定校など頂ければ(理工学部にも)生徒をお送りします」と言って帰られた。受験までして行くほどのことはない、ということなのだろうな。なお、この先生は「僕は国語なんで難しいかと思ったけど、身近な話題に即して話していて、楽しめました」と言っていかれた。まあ、リップサービスかもね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/28

男女共同参画シンポ

3月の物理学会には行かないつもりだったが男女共同参画関係のシンポがあるから出ろ、というお達しが。更に共同研究員のうちの一人が物理学会で講演するとはり切っていることもあり、結局、行くことになりそう。行くからに、「研究」も「教育」も講演することになる(少なくともどっちかは講演しないと旅費が大学から支払われないだろう)。また、忙しくなりそう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/27

形の科学百科事典

形の科学百科事典毎日出版文化賞というものを受賞したことを出版社の人が教えてくれた。「田口先生にも書いてもらいましたっけ?」とか言われて、僕も覚えていなかったが、調べてみると「5211 砂粒と砂時計」というのをどうも僕は執筆したようだ。自分がかいたこともよく覚えてない(依頼した方も覚えていない)本なのでこんなところで紹介するのもどうかとは思うが、養老孟司が絶賛したらしいと聞くと、喜んでいいのかどうか疑問も残る。

11/3付記:朝日コムで受賞が報道されました

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/26

International Symposium on Complexity Modelling and its Applications 2005

International Symposium on Complexity Modelling and its Applications 2005というものの案内が流れてくる。ポスターも応募できるらしいが、どうしよう。内容的にちょっと違いすぎる気もする。概日リズムの遺伝子タンパク質ダイナミクスと同じ主催者、同じ会場なので、参加のハードルは低い。ポスター申し込みの締切は11/11なのでそれまで悩むことになるだろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/24

集中講義

2006年度の大学院の集中講義を伊庭さんにお願いする。例年、競争がある(つまり、依頼したい人が多い)ので身構えていたら、なぜか誰も提案せず、あっさり受理されて拍子抜けする。このブログでも、いずれ、公開することになると思いますが、興味ある方はご参加ください。来年の7月くらいの予定です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/22

男女共同参画

ネットコメンテーターを務めている男女共同参画推進委員会から電話があり、委員になってくれと言われる。断ろうと思ったが、東京地区の会員が不足していて平日の会議の要員が足らないのだという。それで了承した。でも、講義もあるし、どれくらい貢献できるかよく解らない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大学の物理教育

大学の物理教育誌の今号最後の編集会議があった。もう9年目なんだな。いい加減、やめた方がいいとも思うのだが、だらだら続いている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/21

特許

どうせ通らない科研費の書類をようやく出したと思ったら、研究支援室というところから「特許」の可能性についてご相談したい、というメイルが来て驚く。例年、科研費はいい加減に書いていたのだが年々チェックが厳しくなって、まじめに書かないと書き直しを指示されるようになってしまったので、今年は見た目だけでも、と思って、いかにもすごそうに「○○は我々の独壇場である」とかいろいろ書きまくった。nMDSのアルゴリズムに関する限り、これはうそでもないので別に構わないのだが、だからといって科研費が通るわけでもなかろう。ところが、この書類を読んだ支援室の方が、ありがたくも特許の可能性をさぐりにこられた。中大もCLIPとかいう組織を作って特許をとろうと頑張っているようだ。お金をもうけたい、というより、特許を出すことが大学の社会的な貢献と位置づけられているようだ。そう思われているとは知らなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

SIG-BIO

SIG-BIOが講演を募集していたのでまさか講演が受理されるわけない、と思いながらも、申し込んだらあっさり受理されて驚く。どうも、出来たばかりなので、講演希望者がいないようだ。講演の取捨選択は無いのか、と尋ねたら、逆に講演したい人を推薦してくれ、と言われてしまった。奇特な会もあるものだ。かなり長い概要集も発行するらしく、原稿を書くことになってしまった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/10/19

卒研説明会

卒研説明会の日程を11/9とする。例年、もっと遅いのだが、いつもなら開催日に相当する11/23が祝日で、その前の週は教室会議ということでこうなった。今年は研究室間の偏りを正すため、各教員は定員の半分まで希望者の中から選択する、という変形ルールを決定した。これでまたうまく行くのだろうか?まあ、田口研は例年通り、希望者がほぼゼロ、だとは思いますが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/14

旅の窓口

出張の宿の確保にいつも使っている旅の窓口から楽天トラベルへのアカウント移行の依頼が来る。買収されたんだから仕方ないが、なんか釈然としない。11/30以降は旅の窓口のアカウントは使えなくなるとか。楽天トラベルに統合する、ということなのだろう。気分悪い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/13

査読

この論文のrevisedが送られてくる。再査読しなくては。著者には僕のコメントはかなりばかにされたちようでdoneとだけ書いてある。やはり、これだけ畑違いだと妥当なコメントはできない。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005/10/12

MBSJアクセプト

ちょっと油断すると一週間間が空いてしまう。よくないな。MBSJのポスター発表が受理(ってポスターに不受理があるかどうか疑問だが)された。非常に多くのポスターがあるようなので、まああんまり「お客」は来ないかな。ECCB05と同じような感じかも。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/05

大学卒業生の進路に対応した基礎物理教育の調査・研究

「大学卒業生の進路に対応した基礎物理教育の調査・研究」という物が公開された(今日現在、このリンクの先にある報告文本文へのリンクは死んでいるようであるが)。どういうものか、というと「物理学科を卒業した学生の大多数は最終的には企業に行くのに企業人向けの教育をしないのは教育機関として怠慢ではないのか」という様な趣旨の研究である(そう読めないかもしれないがそう読んでほしい)。
おそらく、日本の大学の物理学科のスタンダードは東大、京大ということになるだろう。これらの大学の物理学科の卒業生はかなりの人が最終的に「物理学者」になる・なれる、のだと思うが、一般的な物理学科の卒業生はそうではない。なのに、どこの物理学科も東大、京大の規範とした物理学科のカリキュラムを組んでいるように「見える」。
物理学科の卒業生の1/3くらいしか「量子力学」や「統計力学」が「後で役に立った」と評価していないという事実は衝撃的だろう。「量子・統計のない物理学科なんて」と内部の人は思っていても、「外の人」はそうは思ってくれてない(かもしれない)ということだ。もっとも、卒業生たちは必ずしも「役に立たなかったから無いほうが良かった」と思っているわけでもないようでそこのところは救われる部分ではあるが....。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/04

講義開始

今日からいよいよ本格的に講義が始まっていく、と思ったらこんな記事が(このリンクはすぐ死ぬだろう。大学生が漢字を一番知らない、とかいう記事だ)流れていてがっくしくる。要するに今どきの大学生は全人生で一番、学力が低い期間だということなのかもしれない。まあ、体感には非常にフィットしているけど。ひどい国だ。
10/29に多摩校舎で行う、翔陽高校向けの模擬授業の依頼が来た。別に僕に来たわけじゃなくて理工学部から誰か出ろ、が物理学科から誰か出ろ、になって僕が立候補しただけ。雑用は分担しないと。内容は夏のオープンキャンパスと同内容にしてしまった(量子の世界)。高1相手(当該高校は新設校で1年生しかいない)でしかも文理混合で経済学部からの模擬授業とパラレルでどっちかを選ぶという悪条件だと、相当誰も来ないのではないかと思う。模擬授業と言えば、別口で声がかかりそうだったがだめそうな雰囲気というメイルも来ていた。日本に戻ってくると一気に「研究以外」の用事が増える。どうせ通らない科研費の書類も書かないと(なんで、通らないのに出すのかって?特別な学内研究費の申請資格に「前年度科研費を申請したこと」という条件が入っているからだ。実は特別な学内研究費も申請したことなんかないんだけど、お金はいつ要るようになるか解らないから通らないと解っていても申請しなくてはいけない)。時間の無駄のような気もするが。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/10/01

ECCB05三日目

昨日はポスターだったが、人がほとんど来なかった。というか、非常に狭いスペースに多数のポスターが押し込まれている上に、日替わりで掲示するので一日しか掲示できない。これじゃあ、ろくに見てもらえない。全体的になんだかもりさがったシンポジウムだ。ポスター以外は大部屋での講演だけなのだが聴衆の数が非常に少ない。みんなどこにいったのだろうか。大体、発表内容が数学的過ぎる。20%しか講演を受理しなかったそうなので厳選なんだろうけど、それでこの聴衆じゃあ気の毒だな。今日の最後なんか「バスで市内見学をする人がいるので講演時間を10分ずつ短くしてください」とか言い出す始末。ちょっと運営がひどすぎ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年9月 | トップページ | 2005年11月 »