« Charlie Campbell からのメイル | トップページ | 今日から講義 »

2005/09/15

概日リズムの遺伝子タンパク質ダイナミクス

昨日、一昨日は「概日リズムの遺伝子タンパク質ダイナミクス」に参加(2日目の午後は放棄)。知り合いは誰もいないと思ったら、末谷大道さんや島田尚さんに遭遇した。そういえば彼らは合原さんのプロジェクトのメンバーだった。もともと、サーカディアンリズムに興味があるわけじゃなくて、周期のあるマイクロアレイ実験という部分が今やっていることに近いから覗きにいっただけ。しかし、全般的にマイクロアレイは「24時間周期が出ている遺伝子が見つかりました」で終わっている。データはすごくきれいなんだけど、全マイクロアレイデータが公開されているわけじゃないので自分では全体像がいじれなくてストレスがたまる。やっぱり、共同研究とかしないとだめなのかな?でも、そうなると「否定的な論文」書けなくなるし、悩ましい。

|

« Charlie Campbell からのメイル | トップページ | 今日から講義 »

コメント

いつも拝見しています。
すみません、ちょっと混乱しているのですが、「人間の周期は25時間で、太陽の光で24時間に調整されている」と以前聞いたような気がするのですが、遺伝子レベルですでに24時間になっていたということでしょうか?

投稿: やっきー | 2005/09/17 10:05

やっきーさん、すみません。言葉足らずでした。まず、「概日リズム」は人間だけに出現するものではありません。単細胞生物にも出現します。人間は25時間かもしれませんが、他の生物もみな25時間ということはありません。そういう意味で「24時間」というのは不適当でした。正確には「いろいろな生物でほぼ24時間周期で振動する遺伝子が見つかりましたという報告が相次いだ」という意味です。不正確な記述で済みませんでした。

投稿: Y-h. Taguchi | 2005/09/22 10:14

お返事ありがとうございました!納得です!

投稿: やっきー | 2005/09/22 11:50

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 概日リズムの遺伝子タンパク質ダイナミクス:

« Charlie Campbell からのメイル | トップページ | 今日から講義 »