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2005/06/16

教育実習

教育実習生の研究授業を現場で見る。例年は、どう教えるかとか、うまくできているかとかに興味が向くのだが、今年はなぜか「内容」が気になってしまった。中2の理科の授業で「電流計に電池と電球をつないで電流計で電流を測定」ということを教えてやらせるだけなのだがこれが50分でも終わらないのだ。中2の理科の授業である。学習指導要領に沿っていると頭では解っていても実際に目にすると衝撃は隠せなかった。おそらく僕と同世代の人々ならこの授業を見て「これって小学校で習ったよな」と思うのではなかろうか。分野的には第一分野ということになるが、「高校で物理をやらなかった学生」はこのレベルの授業の後、3年間ブランクを空けてから大学の「物理」の講義をいきなり履修するのだろう。彼らが大学1年生になる5年後がちょっと空恐ろしい。もっとも、中一から新課程、という大学生は2008年から入学してくる。実際には5年後ではないのだが。授業後、感想を尋ねられたときも呆然としていてろくな反応ができなかった。

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